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障害共済年金の支給条件は？
Ｑ：公務員在職中ですが、うつ病で休職中です。公務員在職中に初診日があります。障害年金はもらえますか？
Ａ：2015/10に、共済年金は厚生年金に一元化されました。なので、この時以降に、権利が発生する障害年金であれば、公務員在職中の方も、私学共済加入の方も、障害厚生年金が支給されます。
以下は、2015/9までに共済組合加入中に初診日があり、2015/9までに障害年金の受給権が発生する場合について説明します。
公務員の共済(国家公務員共済、地方公務員共済、市町村職員共済)組合、私学共済組合などの共済組合に加入中に初診日があり、2015/9までに障害年金の受給権が発生する場合には、障害共済年金が支給されます。
国民年金加入中か20歳前の年金未加入中に初診日がある場合の障害基礎年金と厚生年金加入中に初診日がある場合の障害厚生年金との主な違いは以下です。
| 1 | 障害基礎年金(20歳前の年金未加入中を除く)と障害厚生年金にある納付条件がありません。もらえる条件は①初診日において共済組合に加入していることと②障害状態が障害年金1級～3級に該当しているということだけです。
ただし、初診日において、障害基礎年金の納付条件を満たさない場合は、2級以上になっても、障害基礎年金は支給されません。
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| 2 | 障害年金の等級認定基準は厚生労働省の国民年金・厚生年金保険の障害年金認定基準と同一です。つまり、障害基礎年金と障害厚生年金と同一です。 |
| 3 | 障害共済年金に限って、在職中は原則として(相当に賃金が低い場合を除いて)支給が停止されます。
※支給停止の計算式については地方職員共済のページを見てください。他の共済も同じです。
原則として、在職中に支給されるのは、2級以上になると自動的に付加される障害基礎年金部分と配偶者加給部分だけです。 |
| 4 | 受給権取得後、民間会社に就労するなどして、厚生年金加入となった場合には、年金の一部または全部が支給停止される場合があります。
※詳しくは市町村共済のページを見てください。他の共済も同じです。 |
| 5 | 障害基礎年金と障害厚生年金と違って、障害共済年金を申請する場合には、請求書に、職場の長の印が必要です。ですので、職場に知られることになります。 |
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